代償と結果の法則ブログ

こんにちは。
報道された情報や、出版された本の内容をもとに、自分の考察を交え、未来予測や、提言を行うブログです。

17年 1/20の米国大統領就任以降で、政策の優先順位が判明

11日の米国市場では米国債売り・ドル買いの「トランプ・トレード」の見直しが広がり、ドル・円は一時1ドル=114円20銭台と昨年12月9日以来の水準までドル安・円高が進んだ。
きょう午前は114円台後半から115円台前半で推移、前日の日本株終値時点は115円96銭だった。
  トランプ氏会見への失望売りに押され、午前の日経平均は一時269円安の1万9095円まで下げ幅を拡大。日中下落率の1.4%はことしに入り最大となった。ただし、前引けにかけてはやや下げ幅を縮小。
いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、「トランプ氏の政策は米国の景況感を良くし、世界経済拡大やドル高・円安をもたらす。日本企業の収益は向上するため、日本株の中長期的な先高期待は強いとし、まだ降りられない」と言う。

  また、岡三証の山本氏は、コマツなどインフラ投資関連株の一角が上昇するなど相場は底堅いと分析。「日経平均は25日移動平均線をキープできる」とみている。午前終了時の25日線は1万9195円。午前の東証1部売買高は9億3560万株、売買代金は1兆499億円。上昇銘柄数は390、下落は1509。

  目を引いたのは武田薬品工業やアステラス製薬など医薬品大手の下落だ。トランプ氏が医薬品の入札方式を開始する意向を示し米バイオ・医薬品株と同様に売り圧力が高まった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の若尾正示シニアアナリストは、入札制度が導入された場合、「米国で製薬企業がとってきた薬価を引き上げることによる薬剤の売り上げ拡大が難しくなるため、ネガティブ」と指摘した。

  東証1部33業種は医薬品、小売、ゴム製品、鉄鋼、建設、精密機器、銀行、保険など29業種が下落。石油・石炭製品、機械など4業種は上昇。売買代金上位では、みずほ証券が投資判断を下げたユニー・ファミリーマートホールディングス、ジェフリーズ証券が先行きの業況に対し慎重な見方を示したコナミホールディングスが大幅安。半面、新社長就任で業績拡大加速が期待されたキユーピーは急伸。大和証券が投資判断を強気に上げたJXホールディングスも高い


いやあ、「昨晩」じゃない、本日だ。本日の日本時間、深夜1時、今か今かと、トランプ次期米国大統領の当選後、初の記者会見を楽しみに待って、松浦氏の素晴らしい同時通訳を拝聴したけれど、記者会見の内容は、ロシアの関与疑惑と、米国情報機関の情報漏えいの問題ばかりで、残念至極。本当に、肩すかしとは、このこと!
なんで、単純に、いつもの様に「アメリカファースト!」と叫び、指を立てて、どんなことをしても、アメリカ経済を上昇させる!とやってくんなかったの・・・。
ボクちゃん、悲しい。
御蔭で、本日は、日本株、7~8割 下落で、期待値が大きかった分、関西弁が出た。
「何やねん。今日は・・・。」


しかし、米国の記者も、どうかと思う。他の記者と同じような質問、しやがって・・。
トランプ氏が嫌がる質問をしたって、「答え」は想像つくだろうに・・。
別に、日本株のことは、考えなくてもいいけど、
折角、トランプ氏が、「あなた、さっきから手を上げていたでしょ!」って言って、優しい話し方で、違う質問を期待して、指したのに、今回の当局の情報漏えいで、トランプ氏自身の進退について再考する考えはありませんか?なんて、話しを変えるどころか、更に愚かな質問をしやがって。俺も、テレビの前で、トランプ氏と同じく、苦笑したぜ。


別に、トランプ氏の味方をする訳じゃないけど(ただ、トランプ氏は、特別に変なことを言っているとは思わないけれど)、今回の漏えいなんかで、「はい。選挙結果を再考します。」という訳ないだろ! 
冒頭に、当選してから、63日間も記者会見をやらなかった理由として、「きちんと話が出来る環境でなかったため」と言っていたが、さもありなん。と思った。


日本のマスコミもそうだけど、曲りなりにも、選挙で選ばれて、国民の負託を得て、地位に就いている(間もなく就く)者に対して、余りにも敬意が無さすぎ。


トランプ氏を馬鹿にするのは、共和党に一票を入れた人を馬鹿にすることだと、踏まえているのだろうか。


確かに、トランプ氏は、深謀があるようには見えないけれど、ツイッターを時々(内容は別にして)投稿する様子を見ると、アメリカファーストに関して、意欲的に見える。


理想論を振りかざして、超大国アメリカの影響力を見誤って、世界の警察官を降りると宣言して、ISを生み、中国の南シナ海進出をもたらした オバマ氏に比べたら、個人的には、トランプ氏の方が、実行力もあるし、予測不能なので、却って、怒らせたら何をするか、わからないという点で、結果的に、世界は慎重な行動をする気がする。