代償と結果の法則ブログ

こんにちは。
報道された情報や、出版された本の内容をもとに、自分の考察を交え、未来予測や、提言を行うブログです。

投資-日常メモ 2016年12月1日

[海外]
・次期米国財務長官、米国法人税を30%から15%に減税して成長戦略を図る
・OPEC 8年ぶりの減産合意を受けて、
米ダウ続伸 ナスダック反落 エネルギー関連4.8%上昇 金融関連1.3%上昇


[国内]
・11/30日 日経平均終値18308.48円
・12/1の日経平均 予想値幅 18550~18650円 
本日の注目ポイント 海外投資家の動き 証券業、小売り業、エネルギー関連が買いか。

・堅調な労働市場 バブル期のレベルへ
・コード2038の日経・TOCOM原油ダブル・ブルETNが、昨日終値870円が1020円始値か
・ドコモ、携帯網復旧に、ドローン活用 
・カジノ法案、自民は2日に採決を目指す。
・セブン&アイ 不動産開発で新会社設立
・住宅着工 10月は、10.7%増


個人的には、カジノに行くことは好きな小生ではあるが、日本国内にカジノを建設することは、反対の立場をとる。
理由は、おそらく、カジノ(IR・カジノや国際会議場などの統合型リゾート)を、日本国内のどこの場所に置いたとしても、観光立国を目指す上で、観光客誘致の一助になることは間違いないと思うし、ある程度の雇用や、GDPのUPに貢献するとは思う。
また、ギャンブル依存症対策については、日本人の入場制限を、月に数回にするとか、所得証明の何割かを上限として、チップの交換を認め、交換の際にID提示を必須にすれば、累積交換額を管理できるので、そういったやり方を含め、ケアすることもできるのではないかと思うし、外国人犯罪の懸念に関しては、カジノ誘致云々に関係なく、どこかの時点で、外国人犯罪への対処・対策を真剣に取り組むはずなので、これも、個人的には敬遠する理由の大きな部分ではない。
では、何故反対なのかというと、費用対効果の観点からである。
ご存知の通り、カジノは、日本の近くでは、シンガポール、カンボジア、韓国、マカオ、フィリピン、ウラジオストック、オーストラリア などに既にある。
我が日本国は、先進国ではないのか。それも、世界に冠たる、ジャパンプレミアムと呼ばれる程の、お金持ちの国(国の財政は悪いが)、教育立国、世界から憧れられる国であるにも関わらず、何故、2番煎じならぬ、何番煎じ?
同じ、予算をつけて、観光客誘致のため、GDPのUP、税収のUPのために国策として行うのであれば、他国にない、日本独自の、日本らしい、飽きのこない施設を作れないものか。
カジノへ行く観光客は、多少は儲けようとは思うだろうが、エンターテイメント性を楽しむために、伺う者は少なからずいると思う。
私の案としては、「歌舞伎」「能」「狂言」「落語」「漫才」などを、数か国語で観覧できる施設を作る。手元のモニターで、字幕でもしくは、イヤホンを付けての翻訳音声で鑑賞できるようにすれば、既にある日本のソフト(文化的財産)を使って、世界に発信し、もって、日本の良さ、和の精神を広めることが出来るのではないか。
上記のソフトのクオリティの高さは、言うまでもない。
私は、映画が好きで、週に何本も観るのだが、どうも、制作者側は、人々が即物的(価値は物に付随するものであって、見えない物には価値が存在しないとする考え方)なものを求めていると勘違いしている方が多いと感じる。
確かに、文明社会で、資本主義国では、物質的な必要に迫られることが日常ではあるが、だからこそ、非物質的なものが希少価値を持つのではないか。
そして、それを私流に言うならば、「洗練された物語」を世界は欲しているのではないかと思う。日本の歴史は、世界の中でも、稀有の歴史であり、そして、様々な洗練された物語(実話を含め)が存在する。
西部氏の言葉を借りれば、その「伝統」が、日本国を日本たらしめているのであるし、日本人を日本人たらしめていると思う。
そしてそれは、「成長」と「平和」が必要な世界に、きっと受け入れられると思うのだが。