代償と結果の法則ブログ

こんにちは。
報道された情報や、出版された本の内容をもとに、自分の考察を交え、未来予測や、提言を行うブログです。

テレビ東京 12/12放送の最高益企業の特徴

超ニッチ企業 「世界のグローバル市場において、ある特定の分野で事業を展開し、世界一になる中小企業が存在する。この中小企業たちはスーパーニッチの市場で自社製品とサービスを より深く提供し、世界各国で展開する戦略をとっている。」


例えば、
7947 エフピコ
食品トレー、弁当・総菜容器の最大手。新素材開発など技術力高い。リサイクルにも積極的
確かに、5年チャートの形も、綺麗。


7564 ワークマン
作業服、関連用品の専門チェーン。直営店のFC化推進。PB比率向上、全国展開目指す
チャートも去年までは、綺麗な形だが、今年から、雲の下に入ったのが気がかり。
投信比率が低いのも、惜しい。



2413 エムスリー
ソニー関連会社。医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験など周辺分野開拓
今年の夏以降、チャートが乱れたが、外国投資比率37%が示す通り、財務完璧なので、持ち直すと見るのが妥当か。



Eコマース 「電子商取引。ネットショッピング。コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを売買したり分配したりすること。」


3092 スタートトゥデイ
衣料品ネット通販『ZOZOTOWN』運営。アパレルブランドからの受託販売手数料が収益源
チャートも綺麗。財務も最高。株式分割を9月にしたので、株数は増えたが、問題ないようだ。


3064 MonotaRO 
工場・工事用間接資材のネット通販。同分野の米国大手が親会社。個人と小規模業者が主な顧客
今年の6月以降、チャートが乱れる。がまだ、雲の上。
財務も良く、業績も好調なのに、財務CFがプラスなのは、将来の事業拡大のための積極投資のために、銀行借り入れをしたためか。
http://cashflowstatement.biz/cf_007.shtml


1925 大和ハウス工業
戸建て住宅からマンション・賃貸・商業・事業施設建築へ展開、各分野で有力、都市開発や海外も。
5年チャートも綺麗な上、外国投資割合が36.9% 投信7.6% 
住宅建設 時価総額順位 1/35社 これだけの企業で、まだ1株益を増やし続けているのは、さすが、英知の結集なのか、経営判断が正しく行われている結果か。


出遅れ開拓銘柄


2340 極楽湯
『極楽湯』ブランドのスーパー銭湯を直営、FCで全国展開。店舗数で業界トップ。中国にも進出。だが、有利子負債も多いし、中国進出も気にかかる。
この3ヶ月で、雲の下に突入なので、買いは見送る方が無難か。


4912 ライオン
歯磨き国内首位級、トイレタリー3位。『バファリン』の薬品や工業用品も展開。アジア強化中。
5年チャート綺麗。財務も業績も問題なし。結果的には、8月が買い目だった。例年8月ごろが弱いようなので、押した時に、買いたい。1000株単位なので、注意。


4919 ミルボン
美容室向けヘア化粧品専業でトップ。ヘアケア製品が主力だが、染毛剤、パーマ剤も扱う。好財務。
最近は、4500円~5000円の間を行き来。財務はすごく良いが、1株益にあまり変動が無いところを見ると、5000円を大きく超えるのは、難しいか。案外、御すのが難しい銘柄か。


上記、放送で紹介された銘柄ですが、やはり、取引はタイミングなので、「買い」「売り」のタイミングは、過去を学びつつ、リスクを低減しつつ、(逆目の出る可能性。確率と量はどれくらいかを想像しつつ)勇気を持ってエントリーしたい。
明日15日と16日は、日露首脳会談である。
小生は、島の返還はさておき、共同漁業権などの進展の可能性はあると期待している。


明日の日露首脳会談のため、小生も、いくつか、情報を仕入れたが、橋本・エリツィンの時に返還のチャンスがあり、小渕総理の時は、脳梗塞の不運、森総理の時は、加藤の乱、えひめ丸があり、小泉総理の時代の外相は田中真紀子。


この流れを見て思うのは、
1つのことをしていたら、他のことは出来ないのか?という疑問。
各首相の優先事項の順番もあったと思うが、また、米国の思惑もあったと思うが、
まず思うのは、国内が仮に混乱していても外務大臣が外務担当としているのであるから、
橋本・エリツィンの時に、いい感じだったのなら、次の小渕氏の時の外務大臣の高村氏や、森氏の時の河野氏が、もっと仕事をすべきではなかったかと思う。
また、確かに、領土交渉は、大きな問題であるが、首脳同士だけでの折衝に重きを置き過ぎの感がある。そこまでの下地作りは、外務省や、政務次官、外務大臣でも、内容を詰めれるはずで、また、ロシアよりも積極的になるべきなのは日本側なのに、その動きが、あったようには、伝えられていない。伝えられているのは、各時代の首相の動向のみだ。
これでは、継続的に交渉をしているとはいえないし、当然、良い結果も望むべくもない。
また、次の小泉総理や、田中外相の発言を鑑みるに、(それまでの交渉の経緯を理解した上での発言であれば、まだ、一部理解の余地はあるが)、浅薄な知識に基づいたビジョンなき発言であるなら、これは、大きな国益の損失だ。
そのため、さすがの(なかなか実績を挙げない)外務省も、やってられないということで、田中氏更迭に向けて、鈴木宗男氏に尽力を頼んだと巷間伝えられている。


それぞれの政治家が、存在したが、やる気がない。不作為。までは、まだ不運だと思おう。また、不勉強。ここまでも、自意識のある不勉強なら、許そう。自分が不勉強だと自認しているなら、謙虚な姿勢で、専門家の意見に耳を傾けるから。
しかし、公職にあって、不勉強の上に、根拠なき、無責任な発言(政治家の場合は、発言も仕事の一部)をしたとなっては、これは看過できない。
また、不勉強の可能性のある者が、大切な発言をしてしまう可能性があるシステムにも、警鐘を鳴らしたい。
首相の発言の際は、
米国大統領選挙などでも、話題になった、プロンプター(放送・講演・演説・コンサートなどの際に、電子的に原稿や歌詞などを 表示し、演者を補助するための装置・システムを指す)を必須とするようにして頂きたい。
TVで見るような、ぶらさがり取材や、囲み取材に受け答えする姿は、まず重厚さを感じないし、不用意な発言を誘発する可能性がある。それは、国益を害する。


今回、話題になっている、北方領土問題であるが、
私個人的には、大東亜戦争末期に、ロシアが火事場泥棒的に、収奪したと思っているが、
それは、さておき、その北方領土を、日本固有の領土と表現するのは、少し違和感を持つ。つまり、江戸時代後期も明治時代も大正時代も、ずっと、北方領土は、日本国の管轄であったと思われるが、江戸時代以前は、北海道が蝦夷と呼ばれていた時代は、アイヌ人が居住していたと思われ、その後に和人が入植した。(だから、日本の領土でなかったという訳ではない)


そもそも、領土というものは、歴史の始まりから、何ものかに「固有」するものではなく、平和裏に、あるいは闘いの結果、誰かがそこに定住し、そこから主権が発生する代物であるため、「固有」として、付随したり、与えられたものではなく、奪い、奪われてきた代物だという認識だ。


先日、YouTubeにて、「日本とロシアはどう付き合うべきか 西部邁×岩田昌征×木村三浩」 を見ていて、冒頭に ロシアは、欧米型ではない、ロシア型の近代化を目指していて、プーチン大統領は、その参考に日本が近代化をもらたした、「日本の伝統的価値観」から学びたいと思っている。という話が出てきます。この話は、今、読んでいる、馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)の書籍にも出てくる話しなのですが、
最近、思うことは、やはり、ニュース価値としてのTV(特に地上波)、新聞は、無用になってきた感があります。
それは、他の媒体よりも、どの項目において、どんな優越性を持っているかを考えてみればわかるように思います。